動物の模様には、遺伝によるものではなく化学反応によるものがあるそうです。
チューリングの反応拡散方程式によって、マレーバクからパンダ、ホルスタイン、シマウマまで、それぞれの模様が現れてくる。
メラニンを生成する物質aと、抑制する物質bが同じ速度で反応すると体表は黒くなる。
シミュレーションによると、物質aの拡散速度が物質bよりほんの少し遅い場合にマレーバクに似たパターンを形成する。
aの拡散速度が遅くなるにつれてシマウマの模様に近づくらしい。
ガリレオch↓
パンダの模様が、バクやホルスタイン、シマウマの模様とつながりがあるなんて驚きでした。
生物への興味がさらに深まる内容にわくわくが止まらなくてもう鼻血出そうです。
発見されたのは最近じゃないのに知らなかったのが不思議でした。専門分野の方たちには当たり前のことなんでしょうか。
今後、仕組みについて誰かに説明することはたぶん、きっと出来ませんが、豊かなものを受け取ることができました。
星の王子さまの「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ」みたいな。うん。なんかちがうかも。