一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

末男さん

人に迷惑をかけないように教えられて来たけれど、人間は迷惑をかけあって生きていったらいい。

誰かの荷物を少し持ってあげられるときはそうしたらいい。

持てないときは持てなくてもいい。

自分を傷つけるものからは自分を絶対守る。

 

人を応援したり励ましたい。

自分のその声を見つけられたら、誰かもきっとそう思っていると信じられる。

だから嫌なことがあったら自分で飲み込まなくていい。

誰かに聞いてもらったりしていい。

一方で、嫌なことを聞かせるのは相手に重荷を背負わせるから言いたくないとも思う。

 

そんなときは誰かに渡す前提で嫌なことを捉えてみる。

誰かに渡すなら、そのままでは渡せない。

こびりついたものをきれいに洗って可愛くしてあげて、喜んでもらえる形に変化させる。

自分の正しさを押し付けてくる人には丸尾末男の着ぐるみをかぶせてあげて、手のひらサイズにしてあげる。

末男さん、といって甘やかしてくれる母さまのところへお帰り、とそっと体の向きを変えてあげる。

だいぶ可愛くなった。

心に余裕があるときのお遊び。