一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

それが理由なんです

わたしは自分の感じていること、思っていることを相手に伝えるのがとても苦手で、小さいときは感情があふれてすぐ泣いてしまうほどでした。

 

少し大きくなってからは話をしているうちに自分の中で連想ゲームが始まってしまい、いまひとつ噛み合わないことが多くなりました。

相手に伝わっているかまで考える余裕がなかったのかもしれません。相手の反応の微妙な空気は感じるのですが、その場で体勢を立て直せるほどの対人スキルはまだ鍛えられていませんでした。

 

いつも後になって(あのときの正解はこっちだった。。)と誰に見せるでもない答案に×印をつけるのです。いつのまにかそれが癖のようになっていました。

そんなふうに相手に合わせたコミュニケーションは出来るようになりましたが、あまりに自分を無視しすぎたので本当は自分がどう感じているのかわからなくなっていました。

 

今はようやく、そこから再生を図っているところです。

自分の頭の中の感覚を、直接見せ合えたら齟齬が生まれることなく意志疎通出来るのに。そんなふうによく考えていました。色んな人の頭の中も直接のぞけたらいいのに。

 

思っていることが駄々漏れは困るので、自分の感覚を納得いくまで翻訳する、言語化する。そんなふうに伝わるものを受け取ってほしいし、自分も受け取りたい。

それがわたしがブログを書く、読む理由なんです。