一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

罪の名は

不機嫌は一番の罪である、と聞いたことがあります。本だったかな?

色んな罪があって、どれが一番の罪であるかは人によって変わってきますね。法に触れるようなことを罪と捉えがちですが、日常で、特に家庭内や職場など近い間柄でよく遭遇してしまう「不機嫌」が罪だというのは不機嫌な人から被る心理的な被害を考えると、不機嫌罪というのはとても腑に落ちる感覚です。

 

不機嫌というのは、子どもをみているとよくわかりますが「甘え」という気持ち、思いどおりにならないことを誰かになんとかしてほしいという気持ちを表すときの状態であることが多いです。

思い通りにならなくてイライラすることは人間なら誰でもありますが、イライラを自分で解消できない、人に自分の機嫌をとってもらおうと期待して不機嫌になることもあります。

我が家は大人2人と子ども2人の家族ですが、実質子どもが4人いるような瞬間もあります笑

 

最近、わたしは自分が楽しむこと、楽でいることを心がけているというか、絶対楽してやるみたいな気持ちで日々過ごしています。

うっかりするときっちりしっかり頑張ってしまうのです。なんなら楽することを頑張ろうと力が入って疲れるくらいです。

 

そこで気づいたのですが、夫はすぐ人のせいにしたり思い通りにならないと不機嫌になります(いつも悪者にしていますがいいところもたくさんあります、たぶん)。

その不機嫌の影響を受けてわたしの気持ちもざわざわします。すごく被害を受けている気がする。

 

そしてそんな夫は、人生を楽しんでないんじゃないか?生きることを楽しんでないんじゃないか?

夫の疲れを癒すような気遣いをすることはなんとか出来るかもしれないけれど、わたしが夫に人生を楽しませてあげることは出来ない。

夫自身にしか彼自身の人生を楽しむことは出来ないんだな、それはわたしにはわからないことなんだな。

夫はもしかしたらこう見えて生きることを楽しんでるかもしれないし。

わたしに出来ることは、自分の機嫌を他人にコントロールさせないこと。不機嫌罪に巻き込まれないように自衛します。