一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

『君の名は』

最近暑くてエネルギー不足です。逃れられない人間活動によりすべて枯渇。わたしの中でブログを書いて自分の意識を整理したり興味のある本や他の方のブログを読んだりすることは人間活動に入りません。

でもよく考えたら人間の体で思考しているからそれも人間活動なんだけど。。

 

ここ数週間の主題は、夫から言われた「こんなママと結婚してあげた」とか「ママみたいな人間と~」とかいう、わたしの存在を否定するような言葉にどう向き合うか、でした。

コミュニケーションの一環と思って言ってるあたりがほんと箸にもかからないというか、こちらの思いが響かない。

 

自分は○○みたいな~と言われるような人間ではないから気にしなければいい、はずなのに猛烈に腹が立ちます。わたしはそんな風に言われるような人間ではないと言い返しましたが、繰り返されるこのやりとりに何か自分が気づくべきものがあるのかと内観していました。

 

例えば夫とわたしが物語の登場人物で、夫にこの言葉を言わせることでどんな風に物語を展開させることができるのか、どう展開させようとして夫にこの言葉を言わせているのか。

そんな視点で考えてみたり。

 

相手は鏡、とよく言われるように自分にもそんな風にいうところがあるのだろうか、と自問してみたり。

 

そんな中、ふと『君の名は』で三葉が言うセリフ、

「もうこんな町いやや!もうこんな人生いやや!来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!」

というのを、日常で嫌なことがあるとよく真似していたなーと思い出しました。

……。

自分の人生を、「こんな」人生と言っていたのは自分だった!

意識の奥ではまだまだ、自分が自分を尊重していなかった。それに気付くための「こんなママと」発言だったのか。深い。

そしてまだ気付いただけ。自分を心から尊重することができたら、今後夫からかけられる言葉は変わるのだろうか。

 

傷つけられるのを恐れて小さくなっていた自分の代わりに、わくわくと迎え討つ準備をしている自分がいます。