一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

時間には地図がないからいつだって迷子みたいな顔で歩いてる

昔のsdカードを整理していたら短歌にはまっていたころのデータが出てきました。

その頃の心の様子が思い出される感覚もあるけれど、過去の自分からのメッセージのような感覚もあって不思議です。

カルロ・ロヴェッリというイタリアの物理学者さんの本を本屋さんでみかけて、読んでみたいけど難しそうだなぁーとかごちゃごちゃ考えてました。

 

いつもの如くとりあえずYouTube武田鉄矢の今朝の三枚おろしで『時間は存在しない』について語っているのをまとめた動画を発見したので見てみました。

そもそも今朝の三枚下ろしは父がよく聞いていてわたしも面白いなと思っていたのですが、結婚後はすっかり忘れていました。

他の解説動画よりスッと入ってきておもしろく、本も読んでみようという気持ちになりました。

 

「この宇宙を世界を理解したいと思うなら出来事を理解することだ。この世界は四次元の幾何学などでは出来ていない。ぼんやりと揺れる無秩序な量子、事象のネットワークだ、そのネットワークは宇宙の果てまで続いている。整然なシンガポールではなく無秩序なナポリに似ているんだ。」

カルロ・ロヴェッリがいう内容に、武田鉄矢は、世界は何が起こるかわからないということを自分達の考えの真ん中に持ってくるんだ、といっているように聞こえないか、という。

わたしの中にどーんと入ってきて、明日何が起こるか、今何が起こるかわからない、都合のいいことも悪いことも無秩序に起こってくる世界に生きているなら、何が起こるかわくわくしていたらいいのかもしれない。

そうしたら過去の自分から短歌がどーんと送られてきた。今までは迷子みたいな顔は不安な顔だった。これからは自分からわくわくと迷いこんでいく自分になる。迷子なのに楽しそうな子どもを見つけて、親は力が抜けて笑っちゃうような。