一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

古い洗濯機が持っていってくれたもの

洗濯機がもうすぐ壊れますとお知らせ(なんかカラカラいう)をしてくれたので思い切ってドラム式洗濯機に買い換えました。かれこれ13年使い続けた立て型洗濯機。脱水前に動かなくなったとかいう恐怖体験をざらに聞くので、急に壊れずお知らせを挟んでくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

置いていた所のホコリや落とし物(ピン留め、ネジ、カーテンのフック)も回収できたし。

 

雨のなか配送、設置してくれたお兄さんたちにも感謝です。スーパーマリオの映画ポスターが貼ってあるのを見て、マリオの声がゲームと違うのでイメージが壊れそう、なんて話をしてくれました。

 

そして、残念ながらこれまで使っていたラックが洗濯機に当たってしまうので撤去することに。新しく手を考えなければなりませんが脳は新しいことが大好きらしいので、すんごい活性化してそうでわくわくします。

 

子どもたちも学校から帰ってきて、最新の洗濯機におめめキラキラです。生きてるうちにこんなハイテクな家電を我が家に迎えることになるなんて。。さっそく初運転を親子で見守ります。こんな汚い洗濯物を洗ってくださって。。ありがたや。。子どもなぞ土下座までしています(最近おぼえた土下座。令和の時代に土下座する子どもにどんな対応をしたらいいのか戸惑います)

 

今日は雨。乾燥まで洗濯機におまかせです。なんという時代ですか。。!!わたしが子どもの頃、家のお風呂は薪で沸かすお風呂でした。祖父母が明治生まれだったので文明からやや取り残された子ども時代を送った気がします。洗濯機は二層式だったのでしょうか。。さすがに憶えていません。

 

機械におまかせ出来ることはおまかせして忙しい現代を楽しく生きていってもいい。何故か誰からも苦労しろと言われないのに、苦労していないと居心地が悪いと思い込んでる誰かの影を自分のなかに住まわせていたのです。もうお役目を終えた洗濯機と共にそんな影にさよならします。

 

人類の歴史は一人の人間が体感することが出来ないほど長いものですが、こんなに道具の進化を体感できるのは、このスピードの時代ならではですね。スローで心豊かな部分もスピーディーで便利な部分も上手に受け取って行きたいです。