一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

郷愁の食パン

朝ごはんはいつも食パンを食べてきました。幼少期の食習慣の影響だと思うのだけど、やわらかいパンの食感が本当に好きなんです。パン屋さんの食パンも美味しいのですが、スーパーで売ってる食パンでも、ひとまず1枚はトーストせず食べないと気が済みません。

 

子どもが小さい頃は朝からご飯とお味噌汁を用意したりもしましたが、ご飯とお味噌汁を食べる気分じゃないのよね、となってしまい食パン生活に帰ってきました。

 

しかし小さな違和感は感じていて、頭では食パンを食べたいのだけど体は水分を求めているというか、朝から唾液全然でない、どんなやわらかいパンでも口の中パサパサになる。

 

子どもが少し大きくなって幼稚園に入ると朝はおにぎりを食べたいというようになって、仕方なく冷凍ご飯をチンしておにぎりを作る日々が始まりました。すると、作りながら塩加減をみるためにごはんを食べるとものすごく美味しいのです。自分の体が求めていたのは、この水分量だったのね。。!!

 

時は過ぎて現在、子どもが今度はバタートーストにハムを乗せて食べるようになり、わたしは自分のためにおにぎりを作る気力は無いのでケロッグフルーツグラノーラに牛乳をかけて食べるようになりました。冬は朝から冷たい牛乳を飲むと体が冷えて震えるほど寒いので温めてかけていました。(カリカリしたグラノーラが急速にシナシナになります)

 

食パンはたぶん、心の栄養なのですね。大人になった今、親に守られている子どもだった頃の安心感を求めているのかなと分析しています。今は自分の体の声を聞いて食べるものを決めていますが、たびたび無視して食パンを食べて心の栄養補給をしています。