一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

アパラチアンダルシマーがほしい

 

誰かとしゃべっていて、その人に向けて言った言葉がそのまま自分への答えであったりすることがあります。

PTAの役員でお世話になったSさんが、ゼルダの伝説にすごいハマってて夕飯の支度するのが遅くなってしまって~っていう話をしていた時です。

 

そのときは自分の中で、自分自身も目の前の人のことも全肯定していこうっていうムーブメントが来てて、「好きなこと出来ずに我慢してるより、機嫌よくゲームしてるほうがいいやん。ゼルダ好きなお母さんめっちゃいい」っていう話をしてました。

前は「そういうときあるよね~」って感じで、自嘲しつつ共感する感じでした。

思い返すとおこがましいような気がしてきたりして、Sさんがどう捉えたかはわからないのですが、あれは自分自身に言ってる言葉だったんだなーと思います。

 

最近、ギターを練習しています。20代のとき買ってぜんぜん弾けるようにならず放置していたアコースティックギターです。

もしかしたら子どもが興味を持つかもしれない、そんな思いで結婚後も処分せず置いてありました。

 

シンディ・ローパーの動画を見ているとシンディがアパラチアンダルシマーという楽器を演奏しながら歌っているのですが、それがかっこよくて音も素敵で、わたしもやってみたい!と思いました。

音楽は自分には無理だって思っていたけど、「何が」無理なのかよく問い直してみたら、上手に演奏するのは、無理だって思ってました。

上手に演奏する必要ないし、誰かに聴いてもらう必要も自分にはなかった。

素敵な音を奏でたいだけ。

 

最近YouTubeでなんでも教えてもらえるので、とりあえずコードを押さえると綺麗な音が出る。楽しい。

楽しいんだけどなんとも言えない肩身の狭さというか、カラオケで歌ってて店員さんが入ってきたときの感じっていうか。。ある種の気恥ずかしさなのか?それとも主婦がお気楽に楽しむことに罪悪感があるのか?

 

ともかく、ゼルダの伝説をプレイしてるSさんに言ったように、機嫌よく楽しいことしてることが家族のためでもあるんだ、誰の目を気にすることなく楽しんでいいんだよ、と自分にも言ってあげたいと思います。

 

 


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