一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

スパイス・ガール

ジョジョの奇妙な冒険5部「黄金の風」、アマプラでやっと最終話まで見た。

ユングの自伝や深層心理学の本をずっと読んでいて、日常でやらないといけないことと両立しながら、他にやりたい色んなことは棚上げしてあった。

 

解約するから早く見ないとと思って、途中になっていたのを再び見始めた。結局勘違いで解約しないのだけど、おかげで最後まで見るきっかけになった。

 

トリッシュが自分の気持ちと葛藤しているとき、はじめてトリッシュ自身のスタンド「スパイス・ガール」が話しかけてくる。

 

『ずっと前からいます。あなたが幼い時からいつもあなたのそばにいました。』

 

スタンドはその人の精神が具現化したものとのこと。「黄金の風」は終盤に向けてどんどん意識と無意識の世界の狭間に向かっていく。

意識と無意識の世界にわたしの内面が向き合い続けているとき、意図せずこのような現実が立ち顕れること、そのような内界と外界のつながりに圧倒される。

 

トリッシュの表面の意識は「迷って」いると意識している。でもスパイス・ガールはこう言う。

 

『あなたは自分でそう決めている。』

 

わたしももう決めている。

誰かに委ねるのじゃなく、自分で歩くことを決めている。

 

スパイス・ガールの能力は「柔らかくする」こと。曲線を描きながら進んでいく。自分で歩くことに疲れたら、休んでもいいし乗り物に乗っても寄り道してもいい。

針路と行き方は自分が決める。