一行の詩

直観のままに、わくわくして生きていく

年末といえば

以前、水が冷たい年末時期に換気扇掃除するより水が暖かい夏に掃除することにしようと思った、というブログを書きました。

年末が近づくにつれ、やっぱり掃除しとこうかな、という気分に、心の中がそういう雰囲気になってきています。

 

いつも「社会の空気」みたいな目に見えないものと闘っていた気がします。

自分で自分を「社会通念」というようなあるようなないような、見えないもので縛っているんだなあと思うようになりました。

古くからある習慣のほとんどに意味がないように思えたり自由を奪うもののように思い込んでいた気がします。

 

最近、年末の大掃除の意味について自分の中で少し見方が変わったことがあります。

 

ユングの、錬金術と深層心理について書かれた本を読んだり、人間の意識について脳科学の研究を聞きかじったりしたことから思ったのですが、現実に体験していることの意味以外に、体は心的経験というものを体験しているということ。

 

部屋の乱れは心の乱れ、という言葉が思い浮かぶのですが、断捨離したり部屋を整理したりすることは、心の中の不要なものを処分したり整理したりすることとつながっているようです。

現実にお片付けすることで、心もお片付けされてスッキリする。お片付けという実際の物理的行為を通して、心の中もスッキリするという心的経験を体験している。

 

年末の大掃除は、目に見えるほこりだけではなくて自分の中に1年間溜まったほこりや要らないものをきれいにして、新しい年に向かって準備していくということなのかなと思いました。

 

当たり前のようにやっていたことがどんどん変わっていく時代の中で、変えることや変えないこと、柔軟に取り入れたり変化していきたいです。